国会図書館に行ってきました
一生さんが出演する「天保十二年のシェイクスピア」は井上ひさしさんが書かれた作品で、天保水滸伝という任侠ものと、シェイクスピアの全37作品を登場させたパロディです。
2002年には上川隆也さん主演で、2005年には蜷川幸雄さん演出で唐沢寿明さん主演で上演されましたが、上演時間が4時間という大作でした。
戯曲を読んでみましたが、登場人物が多く複雑で、シェイクスピアのどの作品がどこに使われているかも予習してみたかったので、自分が平日で休みの日に国会図書館に行ってきました。
(以下、国会図書館の利用法(入館方法)レポです)
事前に国会図書館オンラインで利用者登録をしておくと、インターネットで読みたい本や資料を検索して、検索結果をマイリストに保存できます。
マイリストに入れておくと、国会図書館内のパソコンでマイリストから閲覧申請出来るので便利です。
まず新館に行き、利用者登録カウンターで登録利用者カードを発行してもらいます。
オンライン登録済の方は利用者IDとパスワードはちゃんと記憶して(メモって)きて、書類に利用者ID、住所氏名などを記載、運転免許証などの本人確認書類を添えて受付に提出します。
私は平日だったので数分で登録利用者カードが発行されました。
次にロッカーに持ち込めない荷物などを預けます。
ロッカー代金に100円硬貨が必要ですが、帰りに返却されます。
バッグはB5サイズまでしか持ちこめないので、ミニバッグで行くか、ロッカーに預けて筆記用具や財布は備え付けの透明ビニール袋に入れて持ちこみます。
このビニール袋、割と弱くて私の荷物の重量に耐えられるか不安になりました(笑)。
そして入館ゲートで登録利用者カードをタッチして入館し、館内に多数あるパソコンに向かいます。
パソコンに登録利用者カードを置き、マイリストから閲覧したい資料を選択、出庫を依頼します。
(何十分かかかるらしい)
私は雑誌3冊、書籍1冊を閲覧依頼をかけてから、新館1階の映像資料室に向かい、蜷川版天保十二年のシェイクスピアの円盤の視聴を依頼しました。
書籍や雑誌は一般に開放されていますが、映像資料は研究目的などを書いて申請し、認められての視聴になります。
こちらも申請後準備に10分程度かかるとのことでしたので、いったん閲覧予約した雑誌などが届いているかの確認に向かいました。
受け渡しカウンターのところにあるパソコンで、資料が準備されてるか確認ができるので、また登録利用カードをセットして確認します。(このカードはしょっちゅう必要になります)
書籍カウンター(本館)、雑誌カウンター(新館)を回って回収したあと、館内のロッカー(こちらも100円入れて使用後返還方式)に本をしまいました。
(というのも、トイレや食堂に行く際に閲覧書物は持ちこめないので)
映像資料室に戻ると、すでに視聴できるようパソコンにセットされていたので、ヘッドホンを使って視聴しました。(円盤に利用者が触れることなく、職員の方がセットしておいてくださいます)
なので、この円盤は2枚組でトータル4時間越えの長さだったのですが、途中でいったん休憩とか食事に行くとかしづらくて、ついついぶっ通しで4時間見てしまい、食事をするタイミングを逃しました(笑)。
(当初の予定では、書籍など閲覧して複写依頼などしたら食事を取り、食後複写回収&本返却でそこから円盤視聴に行こうかと思っていたのですが、申請が通らなかったらもっとゆっくり書籍を読みたいから、試しに申請に行ったら通ってしまった)
5時前にフラフラになりながらいくつかあるカフェ、食堂を見ましたが、すでに品切れだったり、これはちょっと量が多いなあと思ったりで、最終的に3階のカフェでツナサンドをいただきました。
次回行く時はちゃんと昼に食堂に行きたいと思います。
その後、天保十二年のシェイクスピア関連の論文に目を通し、特に複写しなくてもいいかなあとそのまま返却しました。
複写希望の場合はまたパソコンで依頼する方式のようです。
職員の方がコピーしますので、コピー代もお高いです。
全ての本を返却し、退館ゲートにカードタッチして、ロッカーで荷物を回収して終了です。
楽しかったのでまた国会図書館に行きたいと思います★