★お気楽日記★

アリとキリギリスでは断然キリギリスです。 うさぎとかめなら、確実にうさぎです。 でも跳ねる趣味はありません。

野田地図(NODA・MAP)「フェイクスピア」シーンごと感想②

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野田地図(NODA・MAP)フェイクスピア。

 

前回のブログの続きです。

 

crearose.hatenablog.com

 

泥棒という声に逃げてしまった二人に「見料払っていって!」と慌てるアタイですが、二人はそれぞれ反対方向に逃げてしまっています。

 

そこにお坊さんの格好をした男(伊原さん)が下手袖から舞台上に逃げてくるのですが、追いかけてきたアタイの姉弟子?のオタコ姐さんとイタコたちに捕まります。

土産物屋から大根ゼリーを盗み食いしたお坊さんは、何故か「おまわりさんを呼んでくれ」と言いだし、「呼ぶのはこっちだろ」とオタコ姐さんに言われるも、「三日間だけ泊めてほしい」と。

オタコ姐さんは「なんでおまわりに頼むんだ」と怒るところにアタイが「そうよ、直接頼めばここに泊めてあげるよ」と横から口を出し、「泊めないよ、バカ!」と怒られます。アタイの抜けてるけど人の良さと、しっかりもののオタコ姐さん(でもアタイを可愛がってるんだな)という雰囲気が見られます。

 

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(舞台写真は篠山紀信さん撮影の宣材写真転載させていただきました)

 

伊原さん(三日坊主)「私、旅先を三日だけ行脚しては幸せを振りまく三日坊主と申します」

オタコ姐さん「だったらなんで幸せを振りまく前にドロボーしてんだよ!」

アタイ「でもアタイちょっと今、幸せなことが。50年ぶりに同級生と会えた上に、見料踏み倒されたんです」(嬉しそうに)

オタコ姐さん「それ、不幸せだろ、バカ」

という客席から笑いが起きるやりとりをしていると下手から、うさんくさいヒッピーっぽい髪型で黄色の派手な衣装の男(川平さん)が登場、アブラハムと名乗ります。

アブラハムという名前に何かあるかなあと考えたのですが、ユダヤ教キリスト教イスラム教ではノーマルな名前だから、それっぽい名前ということで名付けただけかも。もしくはヘブライ語での「多くの国民の父」で、この舞台のテーマの「父と子」のイメージ?)

「先週電話くれたテレビ局の?」「どうせ織田信長を呼んでほしいとかいうやつだろう?」「その織田信長をお笑い芸人が笑わせることができるかという企画なのよね?」とアタイとオタコ姐さんが言うと「すいません違います。神様からの使いの者です」と答えるアブラハム。(毎回、キラーン♪って効果音なりそうなキメキメな感じで。この後のセールスの場面でも、台詞を決めると、じゃーんって(ジャーンじゃなかったか)効果音が鳴る)

「はぁ!?」とうさんくさげなオタコ姐さんにすかさず「聞き流してください。これが投資対象として弊社が取り扱っている、水道水で走る車です」と怪しげなセールスを始めるアブラハム

この台詞の間に、下手袖からキャスター付きの椅子と小さなテーブルがスローインされて(この公演、キャスター付きの椅子大活躍)アブラハムとオタコ姐さんがそれぞれ座って商談ブースっぽい感じに。アブラハムiPad的なものを操作して画面をオタコ姐さんに見せます。

「他にも弊社はノルウェー産の関サバ(笑)も取り扱っています」などと怪しいことを言うので、三日坊主が横から「誰が聞いても詐欺だよ」と突っ込みを入れると、「そう!その通り!こんな嘘っぱちに騙されるな!そこでこの最新型「ウソ発見器」です!」と言ってアブラハムは手のひらサイズ(やや大)の小型の機械を取り出します。

それを見て驚く三日坊主(後に彼も同じタイプの機械を持っている仲間と判明)、三日坊主の驚く声に「そんなに驚くところ?」と驚くオタコ姐さん。

イタコの言葉が本当なのかどうかが今後のイタコ業界の生死を分けるというアブラハムに、オタコ姐さんは、ウソ発見器で嘘だなんて言われちゃ商売あがったりだと文句を言います。

だからこそ、このウソ発見器です、と言ってアブラハムは三日坊主に「私は正直者です」と嘘を言わせ、(――間を取るが機械は反応しない)「何を言ってもうんともすんとも言わないウソ発見器なんです!」とセールスします。(楽天カード売りつけそうな勢いで)

「恐山にはもってこいだ、私なら買う!私なら投資する」と調子良く合いの手を入れる三日坊主に「盗人が投資するとか言うな」とオタコ姐さんが一喝、「ヌスハラだ」と抗議する三日坊主ですが、オタコ姐さんやイタコたちに「出て行け」と言われてしまいます。

会話の中に「三日坊主」と出てきたことに気がついたアブラハムは「今夜は盂蘭盆の前夜、8月12日。三日坊主が姿を見せる日だ」と言って、三日坊主の説明を始めます。

(ここの流れはこの日が8月12日だというキーワードを出すためだったのでしょうね)

 昔、旅人に化けてやってきた三日坊主が畑の大根を盗んだ時、心優しい女は手厚くもてなしたので、その後プラダに囲まれて幸せに暮らしたが、隣に住む女はたかが大根をワーワー言ったのでその後ファッションセンターしまむらの生涯を送ったと。

プラダに囲まれるに「きゃ~♪」と喜んだり、しまむらで「ぎゃああ」と悲鳴をあげたりするイタコたち。アタイも「じゃあ、この人こそ三日坊主?」と言ってオタコ姐さんに「イタコが騙されてるんじゃないよ」と言われます。そんなオタコ姐さんも、三日坊主の足跡を消すために真夏に雪を降らせるという話をされて、アタイが「雪が降ってる」と言いだすと、「とりあえず泊めておくか。三日の間に幸せをもたらしてくれるんだろうね」と考えを変えます。

(真夏に雪を降らせるって聖書か何かにあるのかなあと雑に検索してみましたが、雑な検索では見つかりませんでした)

(6/29追記:日航機事故現場に断熱材がふわふわ舞っていたそうなので、それを指すのではと言うお話聞かせていただきました。

・・・・・重い・・・・。下記リンク2枚目の写真右の記述)

日航機墜落現場を写した私の忘れられない記憶 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

袖にはけながらのアタイとオタコ姐さんの会話で、アタイはもう幸せがあったと言い、50年ぶりの同級生が見料踏み倒してくれたんだもんねと嫌味を言われるけど嬉しそうに「はい」というから、「バカ、見料取返しに行くよ」とつっこまれます。(そしてやはり雪は降っておらず、アタイは今日は変な日だなあと首をかしげます)

 

 イタコたちがいなくなった舞台に烏が乱入、舞台下手で商談ブースを作っていた椅子とテーブルを、椅子は撤収し、テーブルは舞台中央に移動してその上にアブラハムの商談カバンを置いて去っていきます。

そこにアブラハムと三日坊主が戻ってきて「だよね?」「でしょ?」「やっぱ、あれ?・・・使いの?」「それ、使いのもの!」「誰の?」「せえの・・・(二人で声を合わせて)神様からの使いのもの!」と、二人が神様からの使いのもの、使者仲間であることをたしかめ抱き合います。

(使いのものの「もの」はmono同様、霊的なモノでもあり、使者=死者でもある言葉遊びが最終的にわかりますが、ここでは長い歴史の中、神に仕えていた同志のように観客には見えます)

 そして三日坊主も神様からウソ発見器のようなものをもらっていたことを見せ、これって何かの探知機だったけど、永遠プラス36年間まったく反応しない、探知機なのにインチキだよね、とウソ発見器を乗せたテーブルを前に考えこみます。

そこにセットの跳ね板の影から一生さんが匣を抱えてさりげなく登場し、二人の間に入りテーブルを囲みます。

三日坊主は「永遠プラス36年間のお勤めを終えてあと3日で定年だから、無事、地上では探知機鳴りませんでしたと神様に報告するまでさ」と言っていると、一生さんが「でも、この探知機は鳴らない方がいいのかい?」と会話に入ってきます。「もしも、何か大切なものを探すための探知機だったら、鳴った方がいいんじゃないの?」

なるほど、と3人で探知機を見つめますが、やはり鳴らない探知機。

「これが、天井についているガスの探知機のあの沈黙であれば、その沈黙はいいことだ。けれども、これが民衆の沈黙だとすれば、黙り続けるのは悪いことだ」と、賢そうなことを言う若い男。(記憶喪失状態のmonoは、東京独身男子の太郎ちゃんとか僕キセの一輝みたいな感じかなあ。ちょっと違うか)

その言葉に感心して、ふと、人が一人増えていることに気がつくアブラハムと三日坊主。

誰だと聞かれて元気よく「僕はmono」と答えるmono。記憶喪失の人が無意識に答えが出た感じで、ちょっと大げさに頭かなにか痛そうに、瞬間顔をゆがめます。

曲者のモノ?と聞かれて「一つの音ってことだよ、mono」と反射的に答えては、またちょっと顔をゆがめる。

その「モノ」という言葉に、アブラハムと三日坊主はmonoも同じく神様からの使いの者だと思い、二人でせえので言いあったように「神様からの使いの者」と声を合わせて、左右からmonoに抱きつきますが、monoだけは「神様からの使いの者」と言えなかったことに気がついて、二人はmonoを怪しみます。

そのタイミングで、何にも反応しなかった探知機が「ジジジ・・・」と反応しだします。何に反応したのかうろうろ探しまわるアブラハムと三日坊主。探知機を客席に向けて、最後にはアブラハムが客席に最大限手を伸ばして探知機を向けて、アブラハムが客席に落ちないように三日坊主が支えて、客席の笑いを取ります。

結局、探知機が反応しているのはmonoであることがわかり、「君はガス漏れ?それとも、もっといいもの?」「僕たちは、神様の使いとして、君をガス漏れ的な悪者として捕まえるべきなの?それとも、いいモノとして扱うべきお方なの?」と戸惑うアブラハムと三日坊主。

 

そこに「泥棒~」の声が聞こえ、またmonoはその声に反応して八百屋舞台の山を越えて逃げ出します。

あいつ、泥棒なの?と驚く二人。

そこに烏女王と烏たち(途中でカラスじゃないよ、コロス(魂の合唱団)だよ、と言って笑いを取る)がやってきて、monoのことを(人間の為に神様から火を盗んだ)プロメテウスの従兄で神様からコトバを盗んだと言います。

ギリシア神話のプロメテウスの名前を出すことで、あの匣がパンドラの箱のイメージを持ちます。火を盗まれた報復にゼウスから送られた、開けてはいけない災いの詰まった箱。箱の中には最後に希望だけが残った)

だから自分たちは神様のコトノ葉を取り返すために、あいつを永遠プラス36年追いかけている、その気の遠くなる時間に、神様からの使いだった者はほぼほぼ諦めて烏になってしまったが、アブラハムと三日坊主だけはずっと人間に化けて頑張り続けているのだと。

その説明をしている間、舞台手前にアブラハムと三日坊主、八百屋舞台の上方に烏女王と烏たち(烏たちは「ばっかカァ~」と威嚇して自分のお尻を叩いている)、monoは八百屋舞台のさらに奥に登る黒い階段があり、そこを匣を抱えてスローモーションでその場足踏みで走って逃げています。階段が見えないので、天空を走って逃げているように見えます。

こう見えて俺たち偉いんだ!と浮かれるアブラハムと三日坊主。彼らと烏はmonoを追うようにして舞台から消え、monoは逆に上方から一気に舞台手前下手に駆け下りて、疲れ果てたように倒れ込みます。

 

そこに楽が上手からやってきて「いたいた、君、さっきはどうしたの?ドロボーっていう声に逃げ出したりして」と話しかけると、monoはやや芝居がかったように聞こえる声で「眠りの船底に沈んでいました。長い終わりのない鉛の夢を見ながら」(シェイクスピアっぽい修辞的な言い回し)と答え、すかさず「あ、ごめんね、そんなこと聞いてない」と楽にばっさり切られて客席に笑いが。(不満げなmono)

「君、泥棒なんかじゃないよね」と聞く楽に今度はmonoがすかさず「期待に応えられずすいません、泥棒です」「monoという名前の泥棒です。たった今わかりました」と答えます。目覚めるたびにはっきりしてくる、自分は神様から神様のコトノ葉を盗んだ、というmonoに「何語をしゃべるんだ?神様って。それがわかったら信じてあげるよ、その他愛もない夢」ととりあわない楽。

 

 そこに「見料返せ」とアタイとオタコ姐さんとイタコ達が現れます。やばいと焦る楽とmono。オタコ姐さんに、なんで逃げたと問い詰められて、monoが逃げたからと言い逃れようとする楽。

すると一緒に焦っていたmonoがいきなり「頭下げろ」と怒鳴ります。楽が「その強気はどうだろう、この状況下で」と止めようとしますが、さらに大きな声で「頭下げろ!」というmono。

楽が必死に、見料踏み倒す気は無かったにしても成り行きで逃げちゃったから謝ろうととりなし、monoも正気に返って、二人で謝ろうとすると、先にアタイが頭を下げます。びっくりする二人。

アタイは、二人のおかげで伝説のイタコが憑りついたから、もう一度あのトランス状態を得るためにこちらが見料を払っても良いから協力してほしいというのです。

しかしmonoは「そんなのどうでもいい。山だ。下山させてください、おりるぞ!」と強く拒否します。

(この時も「頭下げろ」の時と同様、CVRの台詞の「そんなのどうでもいい」「山だ」「降りるぞ」を使っています。CVRの言葉を話す時にmonoは乱暴なおかしな人になる感じです)

そこにオタコ姐さんが「待ちな!お若いの」と芝居がかって間に入り、これが昭和の任侠っぽい?ということでか烏たちが「何か知ってる~、この香り~」「昭和の~シクラメンの香り~かな」「いやいや昭和は昭和でも~」「小料理屋の暖簾くぐって入ってくる~」「小股の切れあがった流しの姐さんの~」「香水のせいだよ(ここはあの「香水」のメロディで)」と三味線で唄います。

 オタコ姐さんが「実は明日はこの子にとって大事な日」と言うのにmonoが「誰にとっても明日は大切な日です」と返すの、一輝(僕キセ)みあるなあ(思いついたことを相手のことを考えずに言っちゃう感じ)と思ったのですが、後になって思えば死者のmonoにはもう明日は無いのだなあと。

しかしオタコ姐さんもめげずに、明日がアタイの50回目(半世紀)のイタコ名代昇格試験の日であること、半世紀といったらオリンピックを12,3回やるくらいの年月であること、見料も大目に見る、継続支援ナントカをちょろちょろっとして何とかするから(客席笑う)昇格試験の相手役をやってあげてくれと頭を下げ、イタコたちもお願いするので、monoと楽は折れて相手をすることにします。

 

オタコ姐さんは模擬試験ということで自分の前でまたトランス状態になってみてと言い、monoはこんな真夜中の恐山でと嫌がりますが、オタコ姐さんは、イタコはこんなワルプルギスの夜に修行してきたんだと譲りません。

ワルプルギスの夜: ノース人の風習では、ヴァルプルギスの夜は『死者を囲い込むもの』とされていた。北欧神話の主神オーディンルーン文字の知識を得るために死んだことを記念するもので、その夜は死者と生者との境が弱くなる時間だといわれる。かがり火は、生者の間を歩き回るといわれる死者と無秩序な魂を追い払うためにたかれ、光と太陽が戻るメーデー(5月1日)を祝うことにつながる(wikiより)・・・日本のお盆みたいな感じ?またここでも、文字の知識を得るためとか言葉に関連する?死者と生者の境が弱くなる感じは戯曲後半に出てきます)

そしてアタイは先ほどの続きで、楽の妻をおろそうとします。「確か首を絞められたのよね」と聞くと楽は「よく考えたら私がやった気がしない。あれは妻が自分で自分の首を絞めたのも同じ」と言いだして、「マクベス」の眠りを殺したの場面が始まります。「リア王」「オセロー」とたおやかな女性になっていた一生さんが、ここでは夫に国王を殺せという気の強いマクベス夫人に。他人事のように楽の話を聞いていた一生さんが、ある瞬間にマクベス夫人が乗り移って目の色が変わるのがすごいです。(オールメールの舞台で一生さんのマクベス夫人が観たくなります)

「まだここにしみが!ああ、この手は二度と綺麗にならないのかしら」と言ってひきつけたように気を失うmono。

するとアタイにまた伝説のイタコが乗り移り、先に客に憑りつかれてどうする、下手!糞!と叱り、イタコたちにもマクベスの魔女の霊が入ったのか、三味線の音で人形浄瑠璃を行いながら、魔女の言葉の「豚を殺していた」とか「風を送ってあげる」の台詞をしゃべります。伝説のイタコが入ったアタイは、気を失っているmonoと楽を松明で叩き、二人は「あつっ!」と意識を取り戻します。

アタイはmonoを上手舞台端の低い柱のところに追い詰めると、「何をじろじろ見ているんだよ」と問い詰め、monoはびびりながら「いや、この前の伝説のイタコさんと雰囲気が違うなと」と答え、アタイ「どっちが好きなんだよ」mono「あの時の感じの人とも会いたいかなあ・・・って」と必死にごまかします。笑える場面。

伝説のイタコが入ったアタイは、「あの時、この子より先に憑りつくなんて真似をしたら暁烏が骨にすると警告したよな」と脅します。

舞台前方で観客席の方を見つめながら、楽とmonoは暁烏の大群が何かを運んでこちらに飛んでくるのを発見します。

「高校演劇部出身の俺にはわかる。シェイクスピアだ!暁烏と一緒に飛来するぞ」「でも何でそんなやつが」「ロイヤリティーだ、無断借用したからだ!」

 

スウィングの音楽が流れ、八百屋舞台の上方から野田さん扮するシェイクスピアがアンサンブル引き連れて登場、「シェイク、シェイク、シェイクスピア♪」の歌が流れ、みんなで手をつないでダンスします。アブラハムと三日坊主と手をつないで踊るシェイクスピア

歌が終わるとシェイクスピア以外は舞台からはけます。何かを探すシェイクスピア

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 パニックになってmonoは舞台を走りまわって逃げ、最後に下手の端ではけようとしていた烏の一人を羽交い締めにしてその影に隠れようとします。「じっとしてて」「柱になって!」とか、そんなことを言って必死に烏を羽交い締めにして、シェイクスピアから隠れるmono。(ここ、どんどんギャグシーンとして変化、こらえきれずに笑う烏の白倉さんに「何笑ってるの?」と言ったり、胸を揉んでみたり、一生さんのやりたい放題に)

しかし最終的にシェイクスピアに見つかり、烏は剥がされmono一人になります。(楽は上手の柱の影で気を失っている)

 

7200字超えましたので、続きます・・・・。

 

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