★お気楽日記★

アリとキリギリスでは断然キリギリスです。 うさぎとかめなら、確実にうさぎです。 でも跳ねる趣味はありません。

万能酵母液の作り方③希釈

原液を希釈します.。

もうここからはシンプル。

 

①原液の13倍の量の水(浄化した水道水)を加え、24時間安静に置いておく。

発酵では無く希釈なので、ボトルの空気量はなくてもOK。

 

 

②24時間経ったら、同じく原液の13倍の水を加え(つまり①で加えた同量の水)

お好みで発酵止めの塩(原液に対して11%。6L希釈時は25g)を入れて

1時間安静に置いておき、完成!

 

つまり、作った原液(約230cc)全て希釈するとしたら、

最初に3Lの水を加え、24時間安置、

その後3Lの水と海塩25g入れて1時間安置して完成です。

 

こうやって2段階で希釈することで万能液のpHを整えているのだそうです。

 

また、濃い方がいいだろうと思って希釈の水を減らしたり、

原液をそのまま使用するのはNGだそう。

体に与える影響が強すぎるみたいです。

 

 

原液作成時の塩は、発酵スピードのコントロールのため入れるべきですが、

希釈時の塩は、この万能酵母液をペットに飲ませる、目薬代わりに使う、

化粧水にするなど塩抜きの方が良い用途の場合、入れなくてもかまわないそうです。

(そのかわりどんどん発酵が進んでいきます)

 

また、塩の量も25gから減らしたりしても良いそう。

 

私は希釈時の塩は入れずに、2日で使いきる分だけ希釈しています。

(原液が50ccとしたら、50cc×13倍の650ccの水を加えて24時間安置、

そしてまた650ccの水を加えて1時間安置で1350ccの万能酵母液が出来、

1日約700ccずつ消費するイメージ)

 

 

 

 

<使い方>

万能酵母液を飲用する場合は1回につき300cc、1日800ccまで。

(ただし、老人、子供、ガンの人は好きなだけ飲んでいいそうです)

ご飯を炊く時の水の半分を万能酵母液にするのもよいそうです。

お風呂に入れる場合は最低でも100cc入れるといいそうです。

あとは、臭いの取れない洗濯物を洗うのに使うと臭いが取れるとか、

掃除に使うと汚れが落ちやすいそうです。

玄米菌と納豆菌は強いので、熱しても死なないらしいです。

(防御するシェルターみたいな殻を作って隠れて、温度が下がったらまたそこから出てくるそう)

 

 

この万能酵母液の味ですが、実にマチマチのようです(笑)。

セミナーでも、飲み比べさせていただいたのですが、

とろみのある、うすら甘い微妙な味とか(うすーい生姜湯みたいな味?)

お吸い物みたいで「これならゴクゴク飲める!」と思ったやつとか。

飲む分には、塩が入った方がお吸い物系の味になって飲みやすい気がします。

(塩抜きで作って、そのまま飲むものにだけ塩振ったらいいかも・笑)

私はすっかり、コーヒーやお茶に入れてごまかしながら飲むスタイルに・・・。

 

 

 しかし、発酵止めの塩を入れない&常温保存していると、

2日で処分しきれないと、うちのコはなんか銀杏臭がしてきます・・・><

お酢になってきてる感じ。

臭いも浮遊物もとろみも、いったん万能酵母液が完成した後のものは

どんな状態になっても大丈夫とのことですが、

これをシュッシュと部屋にスプレーすると、直後は異臭が・・・(笑)。

すぐ臭わなくなるけど・・・。

 

こんな感じで経過観察中です★

 

万能酵母液の作り方②原液作成

続きです。

材料をそろえたら作っていきます。

 

用意したペットボトルに、水、黒糖、塩を入れ、ペットボトルの蓋をして

シェイクしてよく混ぜます。

この時、ペットボトルに材料を入れる時にろうとがあると便利です。

(黒糖とかペットボトルの口から入りづらいので)

ろうとが無かったら、注ぎ口付きのボウルとかで材料混ぜて溶かして

水としてペットボトルに入れたらいいかも?

 

 

②よく混ざったら、玄米をペットボトルに洗わずに入れます。

  (H28.6.6追記:ゴミを落とす程度に軽く洗うそうです・・・)

 

玄米を後から入れるのは、ほかの材料と一緒に入れてシェイクすると玄米が欠けやすくなってしまうかもしれないからというだけで、MUSTではありません。

玄米は原液完成後取り出して冷凍保存することで、10~15回繰り返し使えるのですが

割れてボロボロしてくると浮遊物、沈殿物がわきやすくなり、

日和見菌が発生しやすくなるので、ボロボロしたら新しい玄米に交換となります。

(なのでなるべく壊れないようにしようという考えです・笑)

 

 

③発酵させます。

 

発酵の適温は35度〜45度だそうです。(40℃だと18時間目安)

室温(25℃目安)に放置で、夏場だと24時間、冬は48時間が目安。

温度により発酵にかかる時間は変化します。

 

しかし、これはあくまでも「目安」。

実際どれくらいで適切な発酵になるかは材料の具合だったりでもかなり変わります。

この発酵の見極めが万能酵母液作製のキモになります。

容器が大きいほど(大量に作るほど)発酵が早くなり見極めもしやすいそうです。

 

過発酵したもの(炭酸のようになったもの)は玄米菌のパワーが弱まるので、

過発酵する前に発酵のサインを見落とさずチェックするのが大事。

(過発酵してしまったら玄米も新しいものにして作り直した方がいいそうです)

 

ちなみに私は5月現在、材料入れたペットボトルをお風呂に浮かべて発酵させています。

 

と、いっても、家族に隠れてこそこそ作っているので(笑)

自分がお風呂に入っている間の1~2時間くらいしか浮かべられず

最初は苦労しました・・・・。

 

だんだん温かくなってきているのと、

玄米は再利用するほど発酵にかかる時間が短くなるので、

2回目はちょっと楽になりました。

 

(玄米ちゃんは発酵に手間がかからないのだけど、納豆菌水は手がかかる子なので

納豆菌ちゃんのためにこのヨーグルトサポーターを買いました・・・)

 腹巻きみたいに巻いて、温めるやつです。

あると便利。

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(納豆菌水を発酵させている横で一緒に玄米の原液も温めている図)

 

発酵苦労話はまた別枠で。

 

 

あ、発酵を早めようと、最初から材料を水では無くお湯をつかうのはNGだそうです。

温度変化で菌が起きてくるそうなので、お湯を入れちゃだめ。

 

 

 さて、発酵の見極めですが、こんな感じで泡が出てきます。

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やわらかいペットボトル使っている人は、

最初の時よりボトルを押してみると固くなっていたら発酵しているかもしれません。

このような状態になったらキャップをあけてみます。

開けた時に「プシュ」っと炭酸水の口をあけたような音がしたら発酵完了です。

 

プシュッと言わなかったら、発酵作業継続です。

(ただむやみやたらとキャップをあけて試さない方が良いです。きたな!と思ったら試す感じで)

(プシュ!より「パンッ」という音の方がベストなのだとか)

 

 

④発行したら玄米を取り出します。

茶漉しなどで原液と玄米に分け、玄米は水気を切ってジップロックに入れて

冷凍庫で冷凍保存します。

原液はここから6Lに希釈しますが、一度に6Lも必要ない場合は

これまた原液を小分けにジップロックに入れて冷凍保存できます。

完成した万能酵母液は冷蔵庫で保存しても徐々に発酵が進むので

私は1人で使用するだけなので、だいたい50CCずつに小分けして冷凍し

その都度2日くらいで使い終わる分くらいを希釈して作っています。

 

(H28.6.6追記:玄米は保存の際、原液が付着していると次回の発酵が均一では無くなり

弱い酵母液になってしまうため、水洗いして原液を落として保存のことだそうです

 

次は希釈です。

 

万能酵母液の作り方①原液の材料について

万能酵母液、納豆菌水などで検索してこのブログに来て下さる方が多いので

そろそろ万能酵母液作り方セミナーに行ってきたお話を書かなくては、と

プレッシャーを感じていた今日この頃(笑)。

 

堂園さんのセミナーにはまだタイミングが合わなくて参加していないのですが、

堂園さんから許可をもらってこちらでセミナー開催している方の

万能酵母液セミナーに参加してきて作り方を学んできました。

 

万能酵母液に興味を持った経緯はこちら

crearose.hatenablog.com

玄米菌によって、腸内環境が良くなって、心が安定したり、便や体臭が無臭になったり

肌がきれいになったり(アトピーが良くなるケースも)

怪我の治りが早くなったりするという話もちらほら・・・。

 

 

 

ということで、作り方をまとめておきます!

(私もまだ2回しか作ってないし、まだ手探り状態なので抜けとかあったらすみません)

 

 

<材料>

★浄化した水道水:200cc

★無農薬玄米:20g(水の10%)

★さらさらな黒糖(きび太郎推奨):65g(水の32.4%)

★海塩:7g(水の3.5%)

 

(最終的に6Lの万能酵母液になる230ccの原液分です)

 

★空のペットボトル350ml前後のサイズ:1つ

 

材料はこれだけです。

(万能酵母液、種菌、無い場合、という検索で訪問いただいていますが

種菌は堂園さんのレシピでは必要ないです)

 

その他、はかりと計量カップ、あと漏斗があると便利。

 

 

【材料の補足】

●水について

浄化した水道水がベスト。アルカリ水や水素水などは不向き。

ペットボトル水の場合は硬水では無く軟水を。

ミネラルが多いと発酵しづらくなるようです。

(ボトリングされた水より、流れていた水である水道水を浄化したものがいいそうです)

 

●無農薬玄米について

新米より古米、古々米がいいのですが、古々米はただ古ければいいのではなく、

14℃で保管されていて出荷の時にもみ殻から外したものじゃないとダメ。

玄米よりさらに古代米の方がパワフルだそうです。

 

●黒糖について

きび太郎推奨

さらさらの黒糖じゃないと、発酵に段階が出来てしまい、

日和見菌.(悪い菌になるかもしれない菌)が発生しやすくなるそうです。

水にがんばって溶かしても、黒糖製造段階からさらさらじゃないとだめだそう。

 

糖蜜でも製作可能で、その場合は糖蜜の量は黒糖の1/3だそうですが、

飲用禁止の糖蜜もあるので注意が必要とのこと。

 

 おとなしくきび太郎を使った方がよさそうです(笑)

一見さらさらに思える黒糖でも、きび太郎と比較すると粒が荒かったり

黒い粒が混じってたりするんですよね・・・。

 

●塩について

公正マークの無いものの方が、昔ながらの製法で良いそうです。

岩塩では無く、海のものを。

栄養素の入っていない、ミネラル分が少ないものがいいそうです。

(ミネラルが多いと発酵しづらくなる)

ただし、塩はサブ的役割のため、そんなにナーバスになる必要は無いそうです。

(極論言えば入れなくても作れるらしいです。ただし入れないと発酵が急激に進み、

発酵の見極めがとても難しくなるので、入れることが望ましいようです)

 

私はこれで作ってます

 ↓

 

●ペットボトルについて

発酵させる時は、空気が入れ物の1/3程度必要となります。

(1/3以下だと発酵が鈍るそうです)

上記の材料をみんなペットボトルに入れて空気量1/3確保するには、

350ml程度のサイズが必要です。

500mlなどの大きいサイズにすると、今度はその中の空気を発酵したものに替えるのがたいへんになる模様。

まあアバウトでいいみたいです。

 

炭酸が入っていたような固いペットボトルより、ぶつけたらつぶれちゃうような

柔らかい素材のものの方が、触って発酵具合がわかりやすいです。

(でも納豆菌水と違い、玄米の方は泡が出るのを目安に出来るので固くても大丈夫かも)

 

 では、次回、原液の作り方です。

 

ちなみに使う器具やペットボトル、適当に洗うだけで煮沸消毒とかしていません。

玄米菌と納豆菌は2大強い菌なので、他の菌をおさえこんで共存できるっぽい。

雑菌わいたらどうしよう!怖い!って思う人には向いてないかも(笑)。

まあ、適当に楽しんでやれるひとがやってみたらいいと思いますー。